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シビックテックとデザイン:共創を通じた新たな公共・ガバナンスの探索

Day 1

16:00 – 16:20

Brick Stage

Talk + AMA

Japanese

デザインの対象が広がるなか、地域や行政など公共領域に関心を持つデザイナーも増えているのではないでしょうか。本トークでは、市民がテクノロジーを通じて公共に関わる「シビックテック」と「デザイン」の接点を探ります。2013年から活動するCode for Japanは、全国のコミュニティやハッカソンを通じて、エンジニアが市民として公共に関わるムーブメントをつくってきました。一方、サービスデザインや社会課題解決のデザインが広がる現在でも、シビックテックとデザインの知見や実践は十分に結びついていません。そこでCode for Japanとmonlonは、エンジニアとデザイナーが互いの文化やスキルの違いを前提に協働する方法を探る「Designers in Tech」プロジェクトを進めています。本トークでは、両者がともにつくることで生まれる価値や、新しい公共・ガバナンスの可能性を参加者とともに考えます。


川邊 悠紀

一般社団法人 Code for Japan | シビックハッカー

慶應義塾大学大学院 政策メディア研究科修了
在学中にフリーランスエンジニアとして、主にスタートアップの立ち上げ時期の開発を行いソフトウェア開発者としてのキャリアをスタート。

2022年からCode for Japanにて、偽情報対策やweb3、データ連携基盤(都市OS)、オープンデータ、気候変動対策に関するプロジェクトに参加し、プロトタイプ開発やシビックテックコミュニティの醸成を行っている。

2024年から、新しいSNSのフォーマットである、みんなでつくるデジタルスクラップブックアプリを開発しているSenspaceでCo-Founder CTOを務めている。

岡本 晋

一般社団法人 monlon | デザイナー / デザイン研究者

京都工芸繊維大学大学院デザイン学博士課程にて「自治体が直面する不確実性に対処するための適応的デザイン」の研究を実施。在学中より、Code for Japanにてサービスデザインの知見や市民参加型プラットフォーム等のデジタルツールを活用したプロジェクトを実施。2023年から2025年には、デジタル庁にリサーチャーとして在籍し、諸外国のデジタル政策・イノベーション政策に関するリサーチ業務に従事。2025年から独立行政法人情報処理推進機構(IPA)でOSSリサーチ分野の専門委員。国内の公共ガバナンスにおける参加型デザインの実践を推進するため、2025年に一般社団法人monlonを設立。