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非営利活動への参加をデザインする:「迷い」を「納得」へ

Day 2

16:00 – 16:20

Brick Stage

Talk + AMA

Japanese

activoは「ボランティアを日常の選択肢へ。 つながりを社会の力へ。」というビジョンのもと、「何か力になりたい人」と「力を必要としている非営利組織」をつなぐ国内最大級のボランティア募集サービスを運営しています。

ボランティアは一般的な“働く”とは異なり、報酬ではなく価値観や善意によって動くものです。やりたい気持ちがあっても真面目さや熱意がかえって不安や迷いを生み、敷居の高さが生まれてしまう―いわゆる”善意ゆえの離脱”という現象が起こりやすい領域です。
この課題に対し、私たちは実際のユーザーの声を聞き、その迷いを少しでも軽くするための工夫を積み重ねてきました。必要な情報の要点提示や補助的なヒント、短い確認ステップなど、応募前の「判断しやすさ」を高めるための小さな介入です。ユーザー調査→試行→学びのプロセスから見えてきた、ユーザーの行動変容を促す視点を持ち帰っていただければと思います。


阿部 夏希

株式会社activo | デザインマネージャー

国内最大級のNPO・社会的企業向けボランティア募集サービスを運営する株式会社activoのデザインマネージャー。プロダクトの上流設計、UXリサーチ、体験全体の品質向上のほか、組織横断プロジェクトまで幅広く担当。国内有数の「NPOの中間支援」という事業領域にプロダクトファーストで取り組める現場にやりがいを感じている。2020年に人間中心設計スペシャリストを取得し、ユーザー視点と事業視点を行き来しながら、試行錯誤を重ねる日々。個人では地元・京都市西京区に特化したフリーマガジン編集部を運営するほか、アニメやボードゲームの制作など、興味の赴くまま活動領域を広げるタイプ。気づけば三足わらじ状態だが、どれも”自分なりに頑張っている”最中。自分の好きなものに忠実な一方で、誰かのやりたいことをサポートするのも好き。